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2011年10月14日金曜日

影

kanda2011108mise3





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★「かじった林檎は知恵の味」


兄弟ブログです。 Apple関連や、日々のニュースなぞ思いついたことを書いています。




2011年4月13日水曜日

呟く。

光陰矢のごとし。


この年齢になるとしみじみ思う。


僕の年齢だと、結果の差が明確に出る。


数百億の企業を経営している者もいれば。


有名な演出家になっている者もいる。


脚色や、演出のない、現実がある。


そして、僕のように何も結果が出せず、


何も人に誇れるものもなく、


ただ、何となく生きている者もいる。


それがどうしたと言いたいが、


駄目だなと、呟いてしまう僕だ。

sanpo-job412_tree&park

2011年3月22日火曜日

最近、小説、

このところ再び小説熱が再燃し、


図書館から借りてきては読んでいる。


この世の中の人々は、実り多い読書を


しているのだろうけど、僕の場合は、


たわいもない楽しみである。



この間は、「私を離さないで」を読んだ。


カズオ・イシグロがブッカー賞を取った


小説だ。



端正で、隙間無く積み重ねられた文体は、


あこがれと、睡魔を僕に与えてくれた。


双方とも、僕が愚かな読者だから。



はじめは、何気ない青春の戸惑いと、


発育を表現した成長の記録だが、


その中に、時折、鋭く、運命が顔を出す。



この物語が、現実とは違う、別の世界のなにか


だと、打ち付ける音がする。



人に提供することを宿命付けられた生命。


永存することを許されない誕生。


残酷という目的地に向けて進む、輝かしい未来。



なんとも、心打たれる物語だった。
















その後、また図書館で本を借りた。


「間宮兄弟」


前、gyaoで映画を上映していたのだけど、


はじめの数十分を観た後、そのうちと思っていたら


終わっていた。


・


さりとて、DVDをレンタルして観る気もなく、


気になりながら、時ばかりが過ぎた。


・


そんなとき、図書館に行くと本があった。


借りた。


・


おもしろかった。


ただし、悲しかった。


・


不自然なまでに、彼らの人生を二人で自然に


生きている兄弟の姿が特徴のある浮遊感と、


安堵感と、不安感で描かれる。


・


生きるための思惑と、恋愛という煉獄の中で、


忙殺される人々の心情と、願おうとも隔絶され


た彼らの生き方に、ほほえましい性(サガ)を感じる。


・


彼らに人並みの幸福を与えたいと僕は願ったが、


そうはならず、平凡な彼らの自然なかつ不自然な


性が繰り返され終焉を迎える。


・


しかし、男性である、そして、主人公である


兄弟の姿が、趣味に狂喜乱舞し、不遇な人間


関係や恋愛に流されているそれらが、まるで


この世のものとは言えない、愉快な幻想に違い


無いのだけど、


・


この物語に出てくる女性たちは、実に生々しく、


冷酷で、冷静で、自分を見つめて大切にしている。


・


けっして、けっして、結局、兄弟を受け入れる


結果にはならない。甘い、幻想にはならないのだ。


・


それでも、この兄弟の物語は愛らしい。


痛々しく愛らしい。そして、この物語に関する、


女性たち、もちろん作者もそうだけど、憎いほど


現実的で、悲しい存在だと感じるのだ。


・




"間宮兄弟 (小学館文庫)" (江國 香織)



2011年3月21日月曜日

心の非常食。

あ、書けないなあと思うときがある。


別にそれでも書こうと思うのだが


なんだか無理くり言葉を作るために他人の


ブログなどをレンタルして書くと、


悲しいほど嫌らしく、感じてしまう。


さりとて、日々の自分の出来事を、


文学まで消化させるにはあまりにも文才が無い。


とりあえず妥協点を探し出し、それなりに


書き綴ってはみる。


最近は悲惨な震災の出来事が悲しい言葉を


多く産んでいる。それを受けながら


書いては見ても、自分の中で空回りする


だけだ。


渡辺謙たちが企画したサイトに「kizuna311」


がある。その中、詩の朗読がある。


宮沢賢治、谷川俊太郎。


有名な俳優が、いい声で朗読する。


詩は、言葉はこんな時に必要なものだのだ。


と、初めて知る。


日頃缶詰に納めらら、棚の奥に放り込まれて


いる詩。心の非常食なんだ。


そして、写真もその仲間だ。

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