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この10数年のAppleの快進撃は凄いものがあります。正直、途中失速し期待を裏切る のではないだろうかと心の中で思っていました。Appleが好きなくせに真逆な気持ち を抱いていたのは事実です。期待して裏切られことの恐れからでしょうか。
ただ、月並みな表現ですが、競争があまりにも激しすぎるPCやIT業界で、常識を覆し 新たな製品やサービスを出し続けることは、並大抵のことでは出来ません。ほんの少 し今までの成功に腰をかければ、あっという間に置いてけぼりされます。
そんな中、様々な人間的癖(問題)を抱えながらも、いやそれゆえに、真意に自分のビ ジョンを形にし、ここまでAppleを引っ張って来たスティーブ・ジョブズは、天才と 言わざるをえません。ただ、側にいると疲れそうですね。苦手なタイプにだと間違い なく言える。
そんな彼が15年前にクリエイティブ・ディレクターKen Segallに語った言葉がとても 印象深く、私の心に残りました。
コンピュータ界のBMWを目指せ! スティーブ・ジョブスが1997年に決定した Appleの方針。
少し前の、GIZMODOjapanに乗っていた記事です。
1997年スティーブ・ジョブズはKen Segallの体にしみるほどの辛辣な言葉を言いま す。「デスクトップの戦いは終わった。我わらは敗北した」と。
これは敗北宣言ではなく「何よりもAppleがしなければならないことは、 もう一度Appleらしくあるべきだ」と伝えたかったのです。その後の言葉 がまさにジョブズが伝えたかった真骨頂です。すべて引用します。
彼はAppleをBMWに例えました。 BMWが世界の車市場で占めるシェアは5%以下です。 しかしBMWは数あるブランドの中でブランドとして、存在感を示しています。スティ ーブのヴィジョンはこうです。量は捨てる。そのかわり【質と革新性】において圧倒する。
【質と革新性】
を追求し、Appleの新しい未来を目指した出発の覚悟が感じられる言葉です。ただ、 私としてより深い覚悟と、明確な方向が表されたのは、冒頭にある【量は捨てる】と いう言葉だと感じます。単に、【質と革新性】を目指すのではなく、それを選択した代わりに手放すもの、 具体的には【量は捨てる】ことを明確にしました。その代わり彼が強みを発揮できる 場所へより抵抗が少なく、速くたどり着くことが出来る。
量を目指さない。その為、質と革新性を阻むものには、現時点のユーザーが必要とし ているものも、容赦なく捨てて、その代わり一歩進んだ得ることが出来た。その積み 重ねが紛れもない今のAppleを築いた。と、言えます。
これからも、スティーブ・ジョブズは何を捨てることが出来、どんな質と革新性を付 与することが出来るのか?考え、行動し続けるでしょう。そして、それが彼がいなく なっても普遍にAppleに受け継がれる、企業の魂になれば、私たちは今とは変わらな いワクワクとした喜びに満たされるのに違いありません。
願わくばそうなって欲しいと思う私です。
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MacBookAirも捨てることで、本物になりましたね。
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