2011年3月31日木曜日

ハービー山口氏と笑顔

ハービー山口氏の写真が大好きだ。


特に彼が撮った女の子が大好きだ。



これ以上ないとってもいい笑顔で写っている。


こころがある笑顔だ。


人を、こんな笑顔で撮れたら幸せだなと常々


思っている。



ふんわりと柔らかな笑顔で、笑顔を作っている無理が


無く、心がやわらかだから自然と産まれてきた笑顔だ。


ハービー山口氏の写真はそんな人との出会いの軌跡だ。


そして、それは奇跡だ。



彼は、ライカを使っている。











そして、白黒フィルムを使って、丁寧に自分で焼いている。


最近、フィルムで撮ったことのない人が増えてきた。


僕としては信じられないことだけど、それが、


普通なんだ。



この間のpodcastを聴いていて、カメラの話が出たが、


一人しかフィルムで写した経験が無く、それも、


ホンの短い期間しか無い。



こんなに早くデジタルに変わるとは思っても見なかったと


言っていたが、僕もそう思う。


だけど、デジタルが悪だとは思っていないし、


その便利さの恩寵は嫌と言うほど受けている。


こうやって、何気なくDP1を首からぶら下げて、


毎日のようにつまらぬスナップを撮影出来るのだから、


文句を言うのは、罰当たりだ。



だけどやっぱり思う。


もし、僕にお金があって、


ついでに、時間があって、


そして、妻が許してくれるならば、


ライカを買って、トライXを入れて、あちらこちらを


スナップし、撮ったフィルムを、丁寧に暗室で現像


してみたい。


あのふわっと浮き上がる白黒の像に、心ときめかせたい。


そう思うのだ。

















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2011年3月29日火曜日

Flickrから有料会員への誘い。お金がいるから困っている。

なんと、せっせとDP1で撮った写真をflickrにup


していたら、容量を超えたようで、up出来なくなってしまった。


これ以上upする場合は、有料会員になってねと表示が出る。



せっかく、このブログで撮った写真を載せていたのに、Flickr


が使えないと、とっても困ってしまう。


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・やっぱり、お金を払ってPro会員になる方がいいか。

さりとて、なんだかもったいないなあ。

そんなことをいっていてはいけないのだろう。





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・しかし、困った。・

毎日、写真を撮るのが楽しくなってきた矢先。

これでは、写真を人に披露する場が無くなってしまう。

さて、本当に困った。





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2011年3月28日月曜日

いいカメラ。

今は無きGR2。


今思うんだが、いいカメラだったなあ。


この写真を見るとつくづく思う。


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2011年3月26日土曜日

なぜ僕はカメラを愛しているのか。

どうして写真を撮りたいのだろう?


時たま考えるときがある。



別に人に言われてはない。


特でもない。


スキルupというほど夢見るものでもない。



ただ、撮りたいから撮っている。



強いて言えば、美しいものに絶対的にあこがれて、


恋慕する人間だから、でも、それとほど遠い現実だから、


機械を使ってそれに近づこうとしているのかもしれない。



出来るならば、絵を描いてみたい。


手を使って、対象物を筆で色彩豊かに、寸分違わず、


現実以上に、作りあげたい。



だけど、どうにもこうにも、化け物しか生み出せない。


まるで、フランケンシュタイン博士みたいに。


最高の人間を作り出そうとしたのに、


作られたのは醜悪な化け物だ。優しき心を持った。



ただ、僕の絵も、優しき心はもっていたようで、


無様なデッサンの割には、他の俗悪な生徒からは、


理解されないほど(僕自身もそうだったが)美術の先生


からの数値的評価は高かった。



しかし、それが哀しい表現物を、華麗に彩るわけもなく、


絵からは次第に遠ざかっていた。工業系学校という現実も


あるけど。



その、隙間に丁度カメラがあったわけだ。


写すだけで、現実は寸分違わず描写される。


克明な色合いは、カメラの露出機能と、レンズの性能で


生み出せる。人は、その時の最高の場のみ与えてやれば


いい。



まあ、こんなことを書くと、命がけで心技体を極めている


カメラマンの人には失敬な話に違いないが、正直、そんな


ぐあいなのだ。僕とカメラの距離関係は。



それでも、僕はカメラを愛している。そして、ことあるごとに


持ち出しては、明日には最高の傑作を撮れるだろうと、


心躍る思いをしながら、シャッターを切っているのだ。






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春の日の一時

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2011年3月22日火曜日

最近、小説、

このところ再び小説熱が再燃し、


図書館から借りてきては読んでいる。


この世の中の人々は、実り多い読書を


しているのだろうけど、僕の場合は、


たわいもない楽しみである。



この間は、「私を離さないで」を読んだ。


カズオ・イシグロがブッカー賞を取った


小説だ。



端正で、隙間無く積み重ねられた文体は、


あこがれと、睡魔を僕に与えてくれた。


双方とも、僕が愚かな読者だから。



はじめは、何気ない青春の戸惑いと、


発育を表現した成長の記録だが、


その中に、時折、鋭く、運命が顔を出す。



この物語が、現実とは違う、別の世界のなにか


だと、打ち付ける音がする。



人に提供することを宿命付けられた生命。


永存することを許されない誕生。


残酷という目的地に向けて進む、輝かしい未来。



なんとも、心打たれる物語だった。
















その後、また図書館で本を借りた。


「間宮兄弟」


前、gyaoで映画を上映していたのだけど、


はじめの数十分を観た後、そのうちと思っていたら


終わっていた。



さりとて、DVDをレンタルして観る気もなく、


気になりながら、時ばかりが過ぎた。



そんなとき、図書館に行くと本があった。


借りた。



おもしろかった。


ただし、悲しかった。



不自然なまでに、彼らの人生を二人で自然に


生きている兄弟の姿が特徴のある浮遊感と、


安堵感と、不安感で描かれる。



生きるための思惑と、恋愛という煉獄の中で、


忙殺される人々の心情と、願おうとも隔絶され


た彼らの生き方に、ほほえましい性(サガ)を感じる。



彼らに人並みの幸福を与えたいと僕は願ったが、


そうはならず、平凡な彼らの自然なかつ不自然な


性が繰り返され終焉を迎える。



しかし、男性である、そして、主人公である


兄弟の姿が、趣味に狂喜乱舞し、不遇な人間


関係や恋愛に流されているそれらが、まるで


この世のものとは言えない、愉快な幻想に違い


無いのだけど、



この物語に出てくる女性たちは、実に生々しく、


冷酷で、冷静で、自分を見つめて大切にしている。



けっして、けっして、結局、兄弟を受け入れる


結果にはならない。甘い、幻想にはならないのだ。



それでも、この兄弟の物語は愛らしい。


痛々しく愛らしい。そして、この物語に関する、


女性たち、もちろん作者もそうだけど、憎いほど


現実的で、悲しい存在だと感じるのだ。





"間宮兄弟 (小学館文庫)" (江國 香織)



2011年3月21日月曜日

心の非常食。

あ、書けないなあと思うときがある。


別にそれでも書こうと思うのだが


なんだか無理くり言葉を作るために他人の


ブログなどをレンタルして書くと、


悲しいほど嫌らしく、感じてしまう。


さりとて、日々の自分の出来事を、


文学まで消化させるにはあまりにも文才が無い。


とりあえず妥協点を探し出し、それなりに


書き綴ってはみる。


最近は悲惨な震災の出来事が悲しい言葉を


多く産んでいる。それを受けながら


書いては見ても、自分の中で空回りする


だけだ。


渡辺謙たちが企画したサイトに「kizuna311


がある。その中、詩の朗読がある。


宮沢賢治、谷川俊太郎。


有名な俳優が、いい声で朗読する。


詩は、言葉はこんな時に必要なものだのだ。


と、初めて知る。


日頃缶詰に納めらら、棚の奥に放り込まれて


いる詩。心の非常食なんだ。


そして、写真もその仲間だ。

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2011年3月18日金曜日

何もないこと。

Macはとても魅力的で、四六時中触っていたいモノだけど。


それで何か有益なことが出来ているのかと言えば違うのでは


と思う。


とても刺激的なのだ。


とてもすてきなのだ。


だけど、有益なことがまったく出来ない。


Macが無くて、時間がたっぷりあって、どうしようもなく


周りを見渡したら、本が有ったり、ノートと書き味の良い


万年筆が有ったりする。


そこで、何気なく1ページを開く、そして、仕方なく


右端の一番上から目を通し始める。


夢中になる。


頭の中に想いが駆け巡る。どうしようもなく、


万年筆を握りたくなり、ノートを引き寄せて、


今さっき読んだばかりの文章を自分の中で


文字に変える。


罫線のない真っ白なノートに青黒いインクが


心地良く滑る。


奥深く、奥深く、思考が沈殿し、凝結し、


知恵に変わっていく。


この時の静寂が僕は好きだったりする。


そして、それこそが人生だと幸福にひたる。


本当に僕にはMacが必要なのだろうか。


Macが僕には使えないのではないか。


戸惑う。


そう言えば今日。


東京に仕事に行った。つまらない仕事で、子供の


使いみたいな仕事だ。


早めに目的地に着き。寒かったので、ドトールに


入る。日差しがたっぷりある午後は、ショップの


中を満足する暖かさにしていた。


つまらない仕事だったから、こんな時のために


買った、お気に入りのMacBookAirも持ってこず、


分厚い技術書も持って来ず、有益な時間の過ごし方を


拒否した鞄の中身だった。


時間だけはある。鞄の中を覗くと、文学小説そして、


手帳が2種類。後はペン。


とりあえずコーヒーを飲みつつ小説を読む。


肉体労働が続いたせいか、睡魔が効率的に僕を襲う。


日頃は、そんなことなど崇高な目的の前に離散し、


必死の思いで、ビジネス書や、仕事あれこれ、


極めつけは夢の書き出し、GTDなどなど。


しかし、今日はそんなことを引っ張り出す勤勉さが


消え失せて、人目をはばからず、うとうとと


うたた寝をすると決める。


気を失っては、本を読み、また気を失う。


外気は冷え切っているのに、ガラス越しに


放射される太陽の光は、僕を不必要に熱く包んだ。


その内、睡魔からも解き放たれ、小説を楽しめるように


なり、その中の残酷な人生に胸を締め付けられ、


一時現実の町角からさよならする。


その内ひとしきり読むのも飽きて、すこしは仕事もどきを


しなくてはと思うのだが、Macも何も持ってきていない。


鞄の中をまさぐり、手帳を開き真っ白のノートに仕方なく


プレゼンのマンガを書く。


これが意外といい。


何とも暇なんだから、あれこれと頭に浮かんだことを


実に情けなく、汚く、書き殴る。その方が、深く、強く


考えが固まる。


もっとなんにもなく時間ばっかり有る無駄な人生を送らなきゃと


思うのだ。


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2011年3月13日日曜日

こんなにも

こんなにも自分は不必要な存在だとしみじみ思う。


必要とされる人が消え、僕みたいな人間が無情にも


生きている。残念な話だ。

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2011年3月11日金曜日

空を見上げて

最近の人は、空を見上げないと聞くが、カメラがあるとそれはなくなる。


こんなに素晴らしい空が手に入るのだから。




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2011年3月9日水曜日

散歩の写真ぶらぶら

のんびり散歩しながらDP1を取るのが楽しみになりました。




"シグマ DP2s COMPACT DIGITAL CAMERA" (シグマ)


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2011年3月5日土曜日

どうしてか忘れてしまう。

どうしたことか、フリッカーのパスワードを忘れて


しまって、四苦八苦してしまった。


確か前は、IDもパスワードも忘れて、どうにもこうにもゆかず、


前のは捨てて、作り直した。


今回はパスワードだけでよかった。


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2011年3月4日金曜日

富士フィルム X100を見た!

有楽町のビックカメラにいったら、早速、富士フイルムの


FINEPIX X100が展示していた。


すかさず手に取ると、これが意外と小振りで、


手にジャストフィット。なかなか、交換が持てます。


作りも、すごく丁寧で、一つ一つの操作部が実に


いい。


それと、驚いたのが、シャッタースピードと、


最近は消滅した、露出のメモリがあり、


昔のアナログカメラのように、シャッターと


露出を手であわせながら撮影が出来る。


これはうれしいですね。


ひとしきり見ていると、でかいドイツ人が2名、


そばにきたので、つい、手放しておいてしまい


ました。


その、ドイツ人、X100を買っていました。


買うつもりで来たのでしょう。うらやましい。


まあ、とりあえずは、DP1命ですが、予算が許せば


このカメラも遊びで欲しいなあ。


後、これだけの作り込みならば、やっぱり、レンズ


の交換は希望。特に、ライカマウントがつけられて、


古いツアイスレンズが付けば最高なんだけど。



"FUJIFILM デジタルカメラ FinePix X100 F FX-X100 1230万画素 APS-CサイズCMOS フジノン23mm F2レンズ ハイブリッドビューファインダー 2.8型液晶" (富士フイルム)



2011年3月3日木曜日

ブログの趣向を変えてみました。

あまりこのブログで書いていなかったので、


思い切って、写真専用のブログに今後変えます。


簡単な日々の感想と、写真。


それを綴っていくつもりです。


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