サッカーW杯を3Dで放送へ!
衛星放送のスカパー!が25試合の放送を行う
と発表しました。
スカパーJSATはソニーと協力して、
6月に開幕されるサッカー・ワールドカップを
3Dで放送します。
ソニーの機材を使用し、25試合を録画し放送。
そのうち、日本対オランダなど、関心の高い2試合
は、生中継もするようです。
スポーツ中継は国内初の試みで、映画などで関心が
高くなって来ている、3Dの魅力をアピールし、
普及に 弾みをつける計画です。
6月19日にスカパー!HD 3D専用チャンネル「スカチャ
ン3D169」を開局、また、ソニーは3D<ブラビア>を
6月から発売、同日の日本対オランダ戦や、7月11日の
決勝戦を生中継する予定です。
ハイビジョンの視聴契約者は3D対応テレビと、
専用めがねで3D映像が視聴出来ます。
8月上旬のW杯放送期間であれば、スカパーへの
追加費用は不要。ハイビジョンと3D双方の高画質
映像の契約拡大につなげる考えです。
また、ソニーも新たに出す、3Dテレビの普及を
考えていますから、双方の利害が一致したと
言うところでしょうか。
ただ、3Dはかなり個人差が強いコンテンツだと
思います。臨場感は断然あるのは間違いなく、
一度味わうと2Dでは、物足りなくなる方もいる
でしょう。
反面、全体の映像が今ひとつくっきりとせず、
純粋に映像のクオリティを望んでいる人には、
物足りなく感じるのは 致し方ありません。
また、3Dに酔ってしまい、長時間見ることが出来ない。
そんな方もかなりいます。私も眼鏡をかけているので、
酔わないまでも、ダブル眼鏡だと、かなり苦痛です。
それを覆すほど、3Dが魅力的になるのか?
まだまだ、見えない部分があるのは間違いありません。
ただ、コンテンツも、技術も今ひとつくっきり、
方向が見えない現実があり、どの企業も苦闘してい
ます。今回の提携も、その打開のために、ようやく
日本企業同士がコネクトして、自分たちの強みを活かし合う
ビジネス戦略を作り始めたと、興味深く見るべきでしょう。
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