2010年6月20日日曜日

ジョブズとはなんなのか?


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スティーブ・ジョブズは本当は芸術家になりたかったのかもしれない。

そう、思わされることが、彼が作り出した全てのものに感じてしまします。





なんだか、それは悲劇かもしれないとも思ったりもします。





人は、心の中にある確かな愛すべき存在に対して、それが手に届かない

ほど、永遠にしたい続けるからなのです。そして、それを手に入れる

ために、どんな環境にあっても、自然にそれをねじ曲げてしまう。





それは、環境に亀裂を生じさせ、矛盾を生み、非常識な力と、

身の回りの触れるもの全てを、傷つけるからです。





最近の、Appleの展開。スティーブ・ジョブズの言動を見るたびに、

そんなことを思うのです。





まあ、偉そうなことを言っていますが、特別ずっと彼のことを、

Macのことを知っていたり、使ったりしていたりはしていないので、

ほんといい加減な思いつきなのですが。





スティーブ・ジョブズは、独裁者で偏執狂です。

その度合いは、通常の経営者の度合いを超えています。

それは芸術家が持つ創作の情熱に似た破壊的な悦楽を産んでいる。





この間読んだブログで、「アンドロイドでなく、なぜ?iPhoneのアプリを

作るのか」と言うのがありました。著者は、正直に左脳で考えて

組み立てたものが、右脳を通り、作り出した結果が、iPhoneアプリになると

言ってます。





理屈でなく、効率でなく、効果でもなく、自分自身が考え抜いた先に、

ある魅惑的な表現の場所として、明確にAppleが作り出した場が存在

する。



これは、芸術以外何ものでもありません。





だから、私たちはあまたの、歴史の中で光を放った芸術家と同じ目線で、

彼を見なくては、彼の行動を理解できないのではないだろうか。





彼が想像するものを、創造するために、それも完璧に。





その為に、彼が指先が触れあうもの全てを、それがどんなものであっても

創造の一端に荷担させ、そして彼の望むように冷酷に変化させているの

です。





だからこそ、見事なまでの統一感と、それからくる、美しさ、心地よさを

Appleからひしひしと受け取り、それに魅了され、恋い焦がれるのです。





そうかだらこそ、彼は非常であり、ずるがしこく、悪逆であり、非道なのです。

が、それを悪いことと言えるでしょうか?(まあ、私自身はあまり近づきたくない)





稀代の名指揮者トスカニーニは、ファシストを毛嫌いしました。が、彼は徹底した

暴君として、演奏者を罵倒し、彼が望むオーケストラに育て上げました。





パブロ・ピカソは、創作の情熱を保つために、女性遍歴を繰り返し、涙を流させた。





ドイツのカリスマ指揮者ハンス・クナーパーツブッシュは、ナチス党員になり、

ユダヤ人である、ブルーノ・バルターを追い出した。





愛人と自殺を繰り返した、太宰治。





そんな、自分が内在する美を世の中に出産させるため、触れるもの全てを

知に落とした、美の亡者達と同列に見るべきなのかもしれません。





ただ、それだこそ単なる“モノ”ではない、脈打つ生命を感じさせ、

喩えようもない魅惑でがんじがらめにするのでしょうAppleは。





まあ、さっき書いたブルーノ・バルターやユダヤ人演奏者の亡命を

率先して助けた、フルト・ベングラーなどいい人もいっぱいいますけど。





それにしても最近Appleにやられっぱなしです。ほんと、無い生活が考え

られない。ちょっと危険な感じまでします。だけど、どう表現したら

いいのでしょうか。右脳がほしがるというか、理屈の果てにたどり着く心地よさが

尋常じゃないんですよね。ほんと、困ったものだ。





ちなみにAppleに魅了された人々。























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