2010年5月10日月曜日

任天堂6期ぶり減益 3Dに賭ける






任天堂が厳しい状態です。

日経産業新聞に「6期ぶり減益 今期も減益予想」との記事が

出いています。


2010年度3月期連結決済は、純利益が前の期比18%減の2286億円


と、6期ぶりの減益。



「年末商戦が本格化するまで、Wiiの販売が世界的に良くなかった」

「DSは欧州販売で販売数が減った」


と、大阪市内で行った記者会見にて、岩田社長は問題点を淡々と

語りました。


岩田社長が一番恐れ、公言しているユーザーの飽きが、爆発的に

広がり、新鮮みが無くなったニンテンドー製品に襲いかかった

と想定されます。すでに、DSは3年半、Wiiも5年半発売され

てから経ち、次の展開を待ち望まれています。


その対策として、今後3Dゲーム「ニンテンドー3DS」を投入し

新たな市場の開拓を計画しています。ただ、記者会見では3D製品

の具体的な話はなく、「3DSはDSでは出来ない何かが出来る」

のみに終わりました。


その為、3Dということで単純にヒットにつながるのか?と

疑問視を向けるアナリストもおります。


とても人なつこい笑顔と、それに反する骨がある発言で、

とても尊敬している経営者の一人である岩田社長。


日本の製造業が元気なく、後ろ向きになっている今ですが、

柔軟な発想と、社員の創造力をかき立てるマネジメントで、

復活ののろしを上げ、より一層の発展を期待しています。


ただ、AppleからiPadが発売され、有名ゲームメーカーが提供を

はじめる予定です。奇しくも、任天堂もハードとソフトの両輪を

円滑に回転させることで、顧客に得も言われぬ幸福を与える企業、

そして、AppleもハードとAppStoreでソフトを総合的に管理し、

自社の製品が最高に活きる使い方を提示しています。


双方、かなり激しい戦いになるには間違いありません。


次々出す製品がイノベーションを起こし、飛躍的にヒットしている

Appleが、その勢いと、アプリを総合的に管理流通させるノウハウで

一気に、ユーザーを囲い込むと任天堂にとってはかなり厳しいので

は無いでしょうか?


また、岩田社長が危惧している、ユーザーの飽きも、魅力的で、

刺激的なApple製品で加速する危険性があります。


Appleもそして、任天堂も好きな企業です。お互いが発展して

双方笑う姿を夢見ますが、今のビジネス環境ではそんなはかない夢は

見る方が無駄と言うモノでしょうか?











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