2010年5月12日水曜日

ティム・オライリー氏Appleを語る。






TechCrunchJapanに、Web2.0の提唱者の一人ティム・オライリーの

講演内容が出ていました。


ティム・オライリー、「スティーブ・ジョブズはウェブに根本的変化を起こそうと している。しかし….」


米国時間5月5日のWeb2.0Expoのキーノート講演で、同氏は「インターネット・

オペレーティング・システムの原状」について語り、Google、Apple、Facebook、

Microsoftなど主要なIT企業の成績を採点。


その中、Appleについて以下の評価を下しました。



[TechCrunch記事] 「Appleは世界制覇をもくろんでいる。App Storeプラットフォームを通じてSteve

Jobsはウェブに根本的な変化をもたらそうとしている。しかしAppleには一点だけ欠

けている分野がある。Appleはウェブベースのサービスの重要性を理解していない。

たとえば(そもそもあまり魅力的でない)MobileMeサービスを有料化したことなどが

その例だ。またソーシャルグラフを取得しようという努力もほとんど払っていない」






つい先日、MobileMe無料化の噂をブログに書きました。その中、今後のビジネス展開

上、Webサービスへの対応が重要であり、その為には無料化が書かせないとの内容を

書きました。






奇しくも、ティム・オライリー氏が有料化への弊害を語っています。そのことが、App

leのWebベースのサービスへの無理解の証明であり、今後、Webを絡めたビジネス展開

の、唯一且つ、致命的なウィークポイントとなる可能性がある。






Appleに対し、最近険悪な関係になったGoogleについては、以下の様に語りました。







Googleは携帯デバイスの分野でAppleほどの支配力を持っていないが、インター

ネットOSの観点からするとAppleより総合的にはるかに優位な地位を占めている。





いつも聞いているポッドキャストに「ジブリ汗まみれ」があります。

ジブリの名プロデゥーサーの鈴木氏がパーソナリティーを務めている。

ある時、Googleの副社長がゲストで来られ、その時、鈴木氏からAppleの話題が。






私は、てっきりAppleを褒めるのかな?と思っていたら、以外にそう評価をしません、

なぜなら、AppleのビジネスはMac(ハード)ありきで、Webに対応していない、

Webに軸足を置いてビジネスを組み立てていない。現在のIITが置かれている環境では

すでに機を逸している、そんなことを言われました。


その時は、以外に手厳しい鈴木氏のApple評価に少しばかり、気分を害したのですが、

今回のこの記事を読み、Appleの対応を考えるに、MacやiPad、iPhoneなどが飛躍的に

成長した今、その勢いと実績を足がかりに、Webの世界でもAppleらしい便利で、

楽しい、イノベーションをおこして欲しいと切に願います。






ただ、あんまりAppleが全てを囲い込むと、最近、正直、それはそれでジョブズのわがまま

が目立ち、面倒で窮屈になりそうな気がするのですが。












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