2010年5月18日火曜日

「反攻キヤノン」カメラ大戦争!








ついカメラ好きなので、カメラの記事が出ていると読んでしまいます。

今日の日経産業新聞に「反攻のキヤノン」という記事がでていました。





キヤノンの幹部がアメリカラスベガスで行われた映像業界最大規模の

放送機器展「NAB」に行くと、同社のデジタル一眼レフカメラEOS5D

Mark2 用の映画撮影機材がかなりの数出品されていました。





これにはキヤノンの幹部自身がかなり驚いたようで、ハリウッドがEOS

に興味を持つとは予想外のことと語っています。





ただ、アメリカでは、撮像素子フルサイズ35mmCMOSを持ち、フルHD

がなめらかに撮影できる同機種が大人気で、実際の映画や、ドラマの撮影

に使われています。





キヤノンは今後動画撮影のサポート体制を、静止画撮影なみに充実させ、

より一層のシェア拡大を行う予定です。





現在キヤノンは台数ベースで世界シェア首位に立っており、コンシューマ

部門の売上営業利益率は16%を確保しており、日経産業新聞が表現したと

おり、カメラ業界では、鉄壁の体制"金城湯池”状態です。





が、他のメーカーも指をくわえているわけではなく、着々と牙城崩そうと

対応しています。





ついこの間も話題となりましたが、SONYが一眼レフと同様の撮影素子をの

せ、ミラーレスにした「NEX-5/3」を発表しました。このカメラは「ミラー

レス一眼」で、ミラーを省き、一眼レフと同じ映像のクオリティながら、小

型軽量を実現しています。





このミラーレス一眼はとても興味があります。正直、日頃持ち歩くのは一眼

レフは大きいし重い。だけど、小さいと撮影素子が小さくなり、今ひとつ画

質が良くない。GRD2を持っていましたが、今持っているニコンのD80と比

べると、やはり格段にニコンの方が良い。名機として名が通っているGRでも

そうです。





出来れば、GRにデジタル一眼と同じ撮影素子と、基本性能を詰め込んだ、

小型軽量のカメラは出ないものかと思っていました。そんな気持ちは皆も

感じているようで、最近発表されるカメラは小型軽量且つ、高画質のミラ

ーレス一眼ばかりです。





このカメラは現在多数メーカーから出ており、オリンパスは「マイクロフォ

ーサイズ規格」をパナソニックと策定し、今後の展開の為、協力会社と手を

組みながら強固にしています。また、韓国のサムソンも日本のカメラを徹底

的に研究し、独自のミラーレス一眼を発表しました。日本ではあまりなじみ

はありませんが、世界ではサムソンの方が名が通ってい映像音響製品があり

ます。





キヤノンはこの動きに敏速に対応し、一つは技術部横断で技術や、ノウハウ、

アイデアの共有を行い、壁を取り払った技術戦略会議を行っていいます。





この成果は着実に実っており、デジタル一眼レフ品質改善が向上したとの

ことです。そう言えば、最近発売されたEOSx4は軒並み批評家の評判が良く、

どの雑誌でも高得点を取っています。





小さくて、軽く、プラスティックの本体は一眼レフの重量感が全く無く、個

人的にはあまり興味は湧きません。が、どの口コミを見ても、画質の良さや、A

F動作の正確さや早さなどべた褒めです。きっとキヤノンの対応が着実に実った

結果なのでしょう。





打倒ライカで成長したキヤノン。次々と現れるライバルに、強気の姿勢を崩し

ていません。御手洗会長はこの様な発言をしています。





「我々もドイツに挑戦した。新興メーカーの挑戦は受けて立つ」





デジタル化が進み、カメラメーカー以外も参入できるようになり、また、今ま

でのカメラの常識が変化しようとしています。今後どうなるのか、カメラ好き

の私には目が離せません。















saeilotpaxs2.jpg


■スポンサーサイトリンク:


「あなたの“智恵”をすべての人へ。」PAX・Seminar・Service


株式会社セイロテレコミュニケーションズ


■ セミナー専用全国中継サービスを展開。


※スポンサーサイトです。クリックすると移動します。




★人気ブログランキングに登録してます。

よろしかったらクリックしてください。


人気ブログランキングへ←クリック!



0 件のコメント: