2010年5月3日月曜日

マップカメラ新宿1号館はなかなかいい!訪問所感

新宿に行ってきました。


仕事で、です。



せっかくだからニコンのデジタル一眼を持ち、


スナップ。



あちこちブラブラ歩きながら、思いつくまま撮して歩く、


楽しい一時。愛用のニコンD80を両手に抱えて、ヨドバシ


やソフマップ、居酒屋や小さな飲食店が雑多に並ぶ道を、


人の波をかわしつつ歩いて、興味をそそられるものを、


片っ端から撮して行きます。



歩いていると、マップカメラに目がとまりました。


カメラの中古品を販売しており、オークションやネット


通販で、よく見にします。






そこはマップカメラ1号店、どんなところか、ちょっと覗いて見る


ことに。


驚いたことに、店内は中古を扱っているカメラ屋とは思えないほ


ど洗練されていて、まるでブランドショップ。


高級感のある、黒を基調とした、落ちついた店内に、均等に並べ


られた、ガラスケース。その中で、中古のカメラやレンズが、


美しく整えられて並んでいます。



男女の店員は、全員黒や紺のスーツ。落ちついた物腰と、


丁寧な言葉遣いで、親しげにお客に語りかけています。



また、フォトスタンドを店内のあちこちに置いて、


展示しているカメラやレンズで実際に撮影した


写真を展示しています。その写真はかなりクオリティが


高く、見るだけでも素晴らしいのですが、展示している


カメラやレンズで私も撮れば、同じ写真が撮れそうな


気がしてきます。



カメラ屋のマーケティングコンセプトを変えて、


高級時計店や、高級文具・家具店のそれにシフトして、


顧客の層を高くようとしているのでしょう。



事実、6Fには高級万年筆を中心とした、文具コーナー


があり、あこがれの万年筆が陳列されています。


また、1Fと2Fはヨーロッパの機械式時計を販売し、


ロレックスやパネライ、私が今一番欲しい時計のIWC


などが、店内一面に備えられたガラスケースに、


納められています。



この、高級品のマーケティングノウハウがあるからこそ


既存のカメラ屋とは違う店作りが出来たのでしょう。


カメラ屋、特に中古を扱っているところは、ちょっとくせ者の


店主がいて、詳しいけどめんどくさい感じがし、その閉鎖的な


感覚が苦手です。



また、通常の量販店は確かに入りやすくて、店員も詳しく


対応してくれるのですが、慌ただしくて落ち着かない。


店としてはまったく問題はないのですが、何か気持ちが素通り


する感じがして、これから人を引きつけることは難しいのでは


ないかと思います。



その点、マップカメラはセンス良い店内にして、洗練し、


優雅な場所として、演出しています。いるだけでワクワクして、


写真好きの人にはたまらないのでは。単に商品を並べたり、


店員が親切に説明したりするだけでなく、店全体の空気感


というか、この場所にいるだけで満たされる感覚をなかなか


上手く表現しているのではと思いました。


また、新宿に行ったときには是非ともよりたいと思います。




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